こんにちは。
ボディマネジメント整体院です。
今回のテーマは「肩甲骨」です。
パソコンやスマホを良く使う現代。
長時間同じ姿勢をする方が多いですよね。
イスに座り、背中を丸くしてパソコンの画面に顔を近づけての作業。
立っている時も背中が丸くなる猫背の姿勢。
肩甲骨が背骨から離れるように外側に引っ張られ、背中全体の筋肉も伸ばされた状態です。
そのような姿勢を続けると背中の筋肉がガチガチに固まります。
首や肩や背中の辛さを感じるのは肩甲骨周辺の筋肉が固くなり、動きが悪くなっているからです。
肩甲骨とは
肩甲骨は背中の上部分にある大きな骨で、見た目から「天使の羽」と言われる事もあります。
上半身にとっては要ともいえる大切な関節で、腕を自在に動かすためには肩甲骨の柔軟さが欠かせません。
また、肩甲骨は「上半身の骨盤」ともいわれており、姿勢を維持するためにとても重要です。
肩甲骨が固くなり歪んでいると首、肩、背骨への負担が多くなり全身の骨格にも悪い影響が出てきます。
肩甲骨には首や肩、背中、腰など全部で17種類の筋肉が付着していて、それらの筋肉を使い腕を自在に動かしています。
スマホの操作やパソコンを使うデスクワーク、車の運転など長時間同じ姿勢をとる方は肩甲骨を動かす事がほとんどありません。
肩甲骨を動かさないと周りの筋肉が固くなり、首や肩こり、腰痛の原因になります。
褐色脂肪細胞
肩甲骨の周辺には脂肪を燃焼させる細胞「褐色脂肪細胞」が多くあります。
周辺の筋肉が固くなることにより、細胞の働きが悪くなり疲れやすくなります。
また、基礎代謝が低下しますのでダイエットにも悪影響を及ぼします。
ボディチェック
肩甲骨の動きのチェックを行います。
① 背筋を伸ばしバンザイをするように両手を横から上げていき腕を耳につけることが出来るか。
手のひらは外を向けて下さい。
② 正面で両手と両肘をつけ鼻の高さまで上げれるか。
③ 背中に両腕を回し手のひらを合わせた合掌ポーズが出来るか
④ 右手を上から、左手を下から回し背中で握手が出来るか。
左右行って下さい。
いかがですか?
3つ出来れば肩甲骨がしっかり動いています。
セルフケア
ご自宅で出来るケアの方法をお教えします。
① 両手を腰の後ろで組み肘を伸ばした状態で組んだ手を上げていきます。
上を向き胸や首の筋肉を伸ばします。
② 肘を身体に付け、前に90°曲げます。
手のひらは上を向けて下さい。
肘を身体に付けたまま手を外側に開いていきます。
胸を張るように肩甲骨を内側によせていきます。
③ 指先で両肩を触り胸の前で肘を合わせます。
そこから肘を上→外→下の順に大きな円を書くように回します。
その時に胸の筋肉を伸ばすように大きく回してください。
最初は肩甲骨の動きが悪くなっていますので無理なく「気持ち良い」と感じるくらいから始めて下さい。
いかがでしたか?
肩甲骨が柔軟に動くことにより、背中全体の筋肉も柔らかくなります。
代謝も良くなるので疲れにくい身体になりますし、ダイエットの効果も上がります。
背筋も伸びてキレイな姿勢になるので若く見られます。
肩甲骨をしっかりと動かし背中美人になりましょう!