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ポリフェノールで健康生活

~毎日の摂取でさびない身体づくり~

· ポリフェノール,疲労回復,美肌,疲労感,お役立ちブログ

こんにちは。

ボディマネジメント整体院です。

過ごしやすい季節も終わり一気に暑くなります。

疲れや怠さを感じやすい時期です。

また、女性が特に気になる紫外線も強くなっていきます。

今回はそんな疲労感や美肌に効果がある「ポリフェノール」についてです。

●ポリフェノールとは

ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、

自然界に5,000種類以上あると言われています。

ポリフェノールは抗酸化作用が強く、

活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、

動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。

ポリフェノールは抗酸化作用のある

ビタミンCビタミンEと同様に強い抗酸化作用があります。

また、ポリフェノールの種類によっては、独自の機能があります。

水に溶けやすい性質があるので、比較的短時間で作用しますが、

効果は長時間持続しないので、毎日こまめに摂取しましょう。

●ポリフェノールの種類

ポリフェノールはいろいろな種類があり、人への健康効果も様々です。

代表的なポリフェノール

アントシアニン

カテキン

カカオポリフェノール

フェルラ酸

クルクミン

コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)

ポリフェノール

●アントシアニン

視力回復

網膜に存在するロドプシンというタンパク質は

アントシアニンによって再合成が促され、目の機能の改善が期待できます。

●カテキン

カテキンはポリフェノールの一種で、主にお茶の苦渋味成分です。

カテキンには抗ウィルス作用抗がん作用コレステロールを下げる

血糖の上昇を抑えるなどの効果があります。

また、口臭や虫歯の予防もできます。

●カカオポリフェノール

血圧低下

カカオポリフェノールを含むチョコレートには血管を広げる作用があり、

血管に炎症があると血管が狭くなり血液の流れが悪くなります。

ですが、カカオポリフェノールを摂取することで血管の炎症が軽くなり、

血管が広くなるためです。

動脈硬化予防

カカオポリフェノールにLDLコレステロールの酸化を抑える働きがあります。

さらに血管のしなやかさが増します。ポリフェノール量の増加に伴い、

HDLコレステロールも増加するため、動脈硬化の予防に働きます。

美肌効果

しみやそばかすなどの原因は紫外線による活性酸素です。

カカオポリフェノールには抗酸化作用がありますので、

活性酸素を除去し、肌のダメージを保護します。

アレルギーの改善

カカオポリフェノールにはアレルゲンに対して抗体がつくられるのを防ぎ、

肥満細胞からヒスタミンが放出されるのを防ぎ、アレルギーの発症を防ぎます。

また好酸球の働きを抑えるなど、アレルギー症状を防ぐためにいろいろ働きます。

●フェルラ酸

・美容作用

フェルラ酸の構造がアミノ酸の一種であるチロシンに似ています。

メラニンの生成抑制はチロシンとの拮抗作用なので、

フェルラ酸も同様に考えられます。

メラニンを抑制できることでシミやシワ予防ができ、

美白が期待できます。

シワ予防

●クルクミン

肝臓を保護する作用があります。

クルクミンは腸で還元され、強力な抗酸化作用をもつクルクミンに変換されます。

肝機能の状態をあらわすASTやALTの増加が抑えられるなど

アルコールによる肝障害が抑制されます。

●コーヒーポリフェノール

脂肪を消費する作用があります。

コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)

を摂取することで脂肪の消費量がアップすることで、

内臓脂肪が低減します。

●ポリフェノールが多く含まれる食品。

アントシアニン...赤ワイン、ブルーベリー、ブドウ

カテキン...緑茶、紅茶

カカオポリフェノール...ココア、チョコレート

フェルラ酸...玄米

イソフラボン...豆類

コーヒーポリフェノール...コーヒー

食事摂取基準ではポリフェノールの目安量は記載されていません。

ポリフェノールを多く含む食品は野菜や果物、

大豆製品なので、これらの食品は食事摂取基準に記載されている量を補うようにします。

カカオポリフェノールから生活習慣病予防などの健康効果を得るには、

一日200500mgを毎日何回かに分けて摂取しましょう。

いかがでしたか?

ポリフェノールには疲労回復や美肌効果、

生活習慣病の予防など健康に関わる効果があります。

コーヒーやチョコレートなど摂りすぎには注意が必要ですが、

適量を楽しみ快適な毎日を過ごしましょう。