《来院時の症状》
・左肘~薬指、小指までの痺れ。
・首肩、腰の張り感(特に右半身に過緊張)。
・背中に詰まる感じの違和感がある。
・症状は慢性的になっている。
・マッサージは受けたことがある。
《カウンセリング結果》
・胸椎の過度な後弯により、首の伸展動作でC5付近につまりあり。
・その硬さが背中が詰まる違和感につながっている。
・筋肉については右半身の緊張が強く、首の左回旋動作で右側が突っ張る。
《施術の経過》
初回の施術後、筋肉の過緊張の緩和により身体は楽になっています。首の左回旋の可動は広がる。痺れはまだあり。1週間後2回目のご来院。左薬指、小指の痺れあり。右の筋肉の過緊張あり。3回目~7回目の施術においては胸椎の後弯を取るために胸椎の伸展動作を強めに入れながら調整。8回目のご来院で痺れ感緩和。全身の張りはあるものの、左右差はなくなっているので当院の施術で改善しています。
《担当者よりコメント》
痺れの原因としては、胸椎の過度な後弯により、姿勢を良くしようとした際におこる頚椎への負担でした。頚椎を調整するのではなく、姿勢を正しくしやすいように胸椎の伸展動作を身体にしみこませていくことで症状は改善されました。また、身体のバランスの左右差が生じることにより、痺れが左だけに発症したものだと思われます。 セルフケアについては、ストレッチポールよりも硬度が低いタオルを胸椎に当てながら仰向けに寝てもらうことで、負担なく伸展動作を入れてもらうとより効果的です。
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