《膝痛の症状は!?》
正常な膝は関節の表面が軟骨で覆われています。
この軟骨が衝撃を吸収して膝への負担を軽くしています。
この軟骨が消耗すると、膝の曲げ伸ばしがしにくくなり、
衝撃が吸収しきれず、歩いているだけでも膝への衝撃が強くなります。
結果膝への痛みが強くなり、酷くなると歩くのも困難になります。
《膝痛の特徴》
加齢により軟骨がすり減り症状が出る場合もありますが、
普段の生活からも起きる可能性もあります。
膝への負担が普段から多い場合や、膝痛を放置することで、変形性膝関節症
という膝関節自体の形が変わってきてしまう場合もあります。
《膝痛の原因は!?》
激しい運動や、悪い姿勢での歩行、重いものをよく運ぶなど
普段から膝へ負担をかけていると、軟骨の減りが早くなり、
膝痛を発症します。
またO脚やがに股、猫背の方も発症しやすくなります。
①前側の痛み
膝の曲がりすぎが原因
②後ろ側の痛み
膝の反りすぎが原因
③内側の痛み
O脚が原因
④外側の痛み
X脚が原因
⑤中心部の痛み
膝の整理的湾曲の消失が原因
⑥軟骨損傷による痛み
過激な衝撃が原因
⑦靭帯損傷による痛み
過激な捻れが原因
⑧環境条件による痛み
繰り返される日常生活が原因
《膝痛の対処法》
膝には10個以上の筋肉が付いています。それらが緊張したりすると膝を引っ張り、骨膜に痛みを引き起こします。
特に大事な筋肉は大腿四頭筋です。ストレッチ等で緩めておくことが大切です。
スポーツ外傷などケガの場合、マッサージや、ストレッチをしないようにしてください。余計に症状を悪化させてしまいます。
腫れていたり、赤くなっていた場合はすぐにアイシングをしましょう。
◎ホームケア
①足の関節をなめらかにする
脚を伸ばした状態で足先を体から離して5秒~8秒キープ、次に体に近づけて5秒~8秒キープ(これを15回~20回繰り返す)
②膝を曲げる筋肉をなめらかにする
基本的にはハムストリングスといってももの裏を伸ばす。(前屈などがあります)
10秒キープを10回程繰り返しましょう。
③アキレス腱とふくらはぎを伸ばす
壁などに手をついて脚を前後に開きます。
後ろの脚を伸ばして、かかとを地面から離さないようにしましょう。かかとから頭の先までが一直線になるようにしてください。
10秒キープを10回程繰り返しましょう。
④膝の筋肉を伸ばす
仰向けに寝て片方の太ももの裏を両手で抱えます。抱えた脚を胸に引き寄せて5秒~8秒キープします。これを10回程度繰り返しましょう。
◎整体でケア
・先ずは全体の骨格バランスのチェックを行います。
・次に筋肉バランスを見ながら筋肉調整を行います。
・最後に骨盤の矯正と姿勢矯正を行います。
矯正に関しては道具を一切使わず、施術者が徒手でお身体に合わせて行います。
整体で身体の筋緊張を取り除いたり、骨格矯正で正しい姿勢を身につけることで、膝の痛みの解消につながります!
★膝の痛みに関する症例★