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自律神経を整えたい

〜自律神経を整える方法〜

· お悩み,自律神経

《自律神経とは》

自律神経というのは、自動的に働く神経のことで、血管や内臓の働きを支配しています。

食事をすると自然に胃腸が働いて食べ物が消化・吸収されるのも、心臓が自然に拍動するのも、

呼吸で酸素が肺に自然と取り込まれるのも、すべては自律神経の働きがかかわっています。

自律神経は、呼吸・脈拍・体温・消化・免疫・ホルモンをはじめ生命維持にかかわるあらゆる働きを支配しており、私たちの体を構成する約60兆個の細胞すべてを無意識のうちに調整しているとても大事な神経です。

自律神経には大きく分けて2種類あり、交換神経と副交感神経に分類されます。

交感神経

交感神経が働くのは、活動している時、緊張している時、ストレスを感じてる時などです。

おもに昼間の活動中は交感神経が優位になっています。

副交感神経

副交感神経が働くのは、リラックスしている時、眠っている時、体を回復している時などです。

おもに夜の睡眠中、お風呂に入っている時、食事をしている時は副交感神経が優位になっています。

《乱れる原因》

精神的、身体的なストレス

人間関係、仕事のプレッシャーなどの悩みや不安による精神的なストレス、過労、怪我、さらには音、光、温度なども身体的なストレスとなって自律神経の乱れの主な原因になります。

昼夜逆転などの不規則な生活

私たちの体は一定の生体リズムに従って働いています。

慢性的な寝不足や昼夜逆転、不規則な食生活など不摂生を続けていると、生体リズムが狂って自律神経のバランスを乱す原因になります。

《ホームケア》

①腹式呼吸

自律神経は自らの意思でコントロール出来ませんが、唯一自らの意思で多少のコントロールが出来るのが呼吸です。

呼吸は吸う時は交感神経、吐くときは副交感神経が優位になります。

腹式呼吸でゆっくり息を吸って吐く事で自律神経のバランスが整いやすくなります。

やり方としては

1、仰向けに寝て、両膝を立て、両手を下腹部に当てます。

2、両膝を軽く合わせ、足は肩幅に開きます。

3、鼻からゆっくり大きく息を吸い込んでお腹をふくらませます。

4、空気をお腹いっぱい吸い込んだら、口から静かに吐きます。息は、なるべくゆっくり、長く吐いて、お腹から絞り出すようにします。

これを10〜20回繰り返します。

腹式呼吸

②ウォーキング、ジョギングなどの適度な運動

運動をすることで自律神経の働き自体が高まります。

普段動かさない筋肉や使っていない筋肉を使うと筋肉がほぐれて血行がよくなるので、十分な酸素が身体全体に行きわたり、疲労物質や老廃物も排出されやすくなるのです。

また深部の筋肉も鍛えられるので、呼吸器系や循環器系などの内臓の働きも活発になって、副交感神経が働きやすくなります。

さらに運動で汗をかくことが増えると「体温調節」という自律神経の働きも高まります。

ランニング

《整体院でケア》

自律神経を整えるのにもっとも効果的な方法が全身の筋肉をほぐす事です。

不調や疲労を抱えている人の共通点は、身体の筋肉が硬くなっているために、身体を回復する役割である副交感神経が十分に働けていないところです。

硬い筋肉をほぐせば、副交感神経の働きが良くなるので自律神経のバランスが整いやすくなります。

◎当院での施術の流れ

・先ずは全体の骨格バランスのチェックを行います。

・次に筋肉バランスを見ながら筋肉調整を行います。

・最後に骨盤の矯正と姿勢矯正を行います。

矯正に関しては道具を一切使わず、施術者が徒手でお身体に合わせて行います。

当院では、しっかりとカウンセリングと検査を行い、一人一人にあった施術とアドバイスで、改善のお手伝いをさせていただきます。

どんな悩みでもまずは、お話をして聞かせてください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。