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呼吸で姿勢を変えよう

 

〜質の良い呼吸で理想の姿勢を手に入れましょう〜

· 姿勢,トレーニング,お役立ちブログ

こんにちは、ボディマネジメント整体院です。

寒さが続いていますが、日が延びてきてだいぶ明るい時間が増えましたね。

春の陽気になるのもあと少しですかね!?

春といえば出会いの季節!

新しく学校が始まったり、新入社員として新たな出会いがあったりと様々な出会いがありますね。出会う方々に良い印象を与えたいですよね!?

今からできる印象を変える方法があります。

それは姿勢を良くすることです!!

どうやって姿勢を良くするのかというと、質の良い呼吸をすることです。

呼吸と姿勢の関係性に疑問を抱くと思いますが、呼吸をするには筋肉を使います。

特に体幹にある筋肉を使うことがメインになるので姿勢とは密接な関係を持っているのです。

特に大事なのは横隔膜で、横隔膜が正しく働けば姿勢を維持しやすいです。

逆を言えば姿勢を整えれば横隔膜が正しく働き、質の良い呼吸ができるのです。

横隔膜は肋骨の7~12番に付着していて、上下運動をしています。

この付着がしっかりしていることが大事で、横隔膜の上下運動によって肺に酸素が送られたり送り出しています。

たまに姿勢を良くしようとして胸を張っている方がいますが、これは大きな間違いです。

無理に大胸筋を張った姿勢が続くと肋骨も前方に移動してしまいます。

引っ張られるストレスが加わり、横隔膜の過緊張が続きます。

これは横隔膜が完全に弛緩して息を吐き切れなくなることの原因になってしまいます。

姿勢が改善して質の良い呼吸が身に付くことで、力みなく自然と胸が張れる状態になるのです。

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では、質の良い呼吸には何が必要なんでしょう??

質の良い呼吸の4つの条件

①鼻呼吸

口呼吸だと呼吸が浅くなり、睡眠の質を下げてしまいます。

②胸とお腹を使って呼吸

胸式呼吸と腹式呼吸の両方で呼吸していることが理想的です。

仰向けになり膝を立てて自分の胸とお腹が両方動いているか確認してみてください。

③呼吸回数を減らす

成人の方は毎分1220回呼吸をしている方がほとんどですが、

理想を言うならば10回を目標にしていくのが良いです。

④CP(コントロールポーズ)を作る

酸素中毒(過呼吸)にならないようにする。

CPとは息を吐ききってから次の息を吸いたくなるまでの時間のことを言います。

我慢をすることではなく理想は40秒です。

さて、皆さんの今の呼吸はどうでしょうか?

理想の呼吸(質の良い呼吸)になっていますか?

ほとんどの方が「No」と答えるでしょう。

では、理想の呼吸を手に入れるためにはどうしたらよいのか?

先程も述べたように呼吸には横隔膜を使いますので、横隔膜を鍛える必要があります。

今日は簡単にできるトレーニングをお伝えしますね。

風船を使ったトレーニングです。

風船を膨らませるほど、深く息を吐くことで、肋骨が下がり横隔膜が弛緩して上にあがります。

横隔膜と肋骨が正しい位置(息を吐いた時の)、形になったその状態から息を吸う動作につなげられるので、正しく息を吸うことを獲得できます。

トレーニングのやり方

椅子に浅く座り、巻いたタオルなどを膝にはさみます。背中は少し丸めた状態にします。

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片手で風船を持ち、片手はお腹に当てて膨らみを確認します。

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必ず鼻から息を吸い、息を吐き切るまで風船を膨らませます。

 吐ききったら5秒ほど静止して、再度鼻から息を吸います。

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吸った息を吐いて更に風船を膨らませます。

 これを5回行いましょう。

この風船のトレーニングを行った後に、再度呼吸の評価をしてみましょう。

呼吸回数が減った、お腹や胸の動きが大きくなったなどの変化が感じられれば良いですね。

毎日続けて理想の呼吸を手に入れて、より良い姿勢で春を迎えましょうね。

いかがでしたか?

呼吸を通じて姿勢が以前より良くなっていませんか?

続けることに意味があるので、継続してトレーニングを行ってください!!