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腕が上がらなくて困っていませんか?

~四十肩、五十肩に気をつけよう~

· 四十肩,五十肩,お役立ちブログ

こんにちはボディマネジメント整体院です。

暑い夏が終わり少しずつ涼しくなってきましたね。気温の変化や気圧の変化は体調面に色々な影響を及ぼします。普段から体のことをしっかりと理解して過ごすと良いでしょう。

今日は多くの方が経験したことのある肩の異常についてお話しします。

その中でも四十肩、五十肩について。

中高年になり肩の痛みを訴える原因で、最も多いのが四十肩・五十肩です。

大半は時間経過に伴って改善していくものではありますが、対処方法を間違えると悪化したり、障害が残ったりすることもあります。あるいは重い病気が原因で痛みが起こっている可能性もあるので、適切に対処することが、早期回復の近道です。

●四十肩・五十肩とは

肩関節周囲炎」と呼ばれる病気で、一般的には発症する年齢が違うだけですが、どちらも同じ病気です。

「痛くて腕が上がらない」「突然、肩周辺に強い痛みが出る」などの症状が現れたら、それは四十肩・五十肩が発症したサインかも、、、

痛みの具合によって「急性期」「慢性期」に症状を分けられます。

前触れもなく鋭い痛みが発生する「急性期」が経過していくと「慢性期」に入ります。慢性期は肩を動かしづらい日が続き、鈍い痛みに変わってきます。

一般的には長い人で半年〜1年半ほどで自然に痛みが軽くなり、動きの制限も少しずつ改善してきます。ただし、肩関節の動く範囲が狭くなって治ることが多いです。関節の可動域を元に戻すには、痛みの出ない程度に積極的に動かすことが大切です。

ただし、違う病気が潜んでいる可能性もあります。気になる症状がある時は早めに医師の診察を受けてください。

●四十肩・五十肩の発生原因

未だはっきりと解明されていませんが、加齢に伴い肩の関節や筋肉や肩周辺組織に固くなるなどの変化が起こることで、炎症や痛みを引き起こすためと考えられています。

また、不規則な生活習慣、寝不足、偏った食生活、過度なストレスによる肩の血行不良なども、四十肩・五十肩を引き起こすといわれています。引き起こさないためにも生活習慣の見直しが大切です。

対処法

急性期の場合

痛む肩を安静に保って痛みを我慢し、無理して肩を動かすのは逆効果です。激しい運動、重い荷物を持つなど痛みを伴う動きは避けましょう。まずは安静に過ごして、痛みが強い場合は、市販の鎮痛薬を服用するのも良いでしょう。

慢性期の場合

痛みが引いた慢性期は、日常の動作を積極的に行うようにしましょう。

お風呂に浸かって温めたり、カイロや温湿布を当てて、肩を冷やさないようにして下さい。

睡眠中は筋肉の動きが少なく体が冷えやすいので、痛みが強くなることがあります。布団から肩が出ないように、毛布を掛けるなど冷やさない工夫をしましょう。

予防法

普段からほんの少しのストレッチを行うだけでも四十肩・五十肩の発症率は変わります。

全身を伸ばすストレッチや適度な運動といった予防措置を習慣にするだけで、大きく変わるので出来る範囲で毎日続けることを目標にしましょう。腕の可動域を大きくして、それを維持することが大切です。

普段から少しのストレッチを行うだけでも四十肩・五十肩の発症率は変わるので是非やってみてください。

おすすめ体操

両肩を前後に10回ずつ回す

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前ならえの姿勢からそのまま腕を耳の横まで真っ直ぐあげる(ゆっくり10)

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肘を90度に曲げた状態で胸を開いたり閉じたりを繰り返す(10)

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両腕を水平に広げる。そのまま30度上げてキープ(30)

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